私の仕事は、社内ではKAMと呼ばれています。Key Account Managerの略で、当社の主要取引先である大手量販店への本部商談がメインの業務です。
量販店本部との商談を通じて、エンドユーザー様に自社製品を選んで頂くために様々な交渉を行っています。

自分の提案が通り、取引先に仕入れて頂くことはもちろんやりがいではありますが、私はその先の「エンドユーザー」のことを常に意識しています。
私が担当する量販店様を通じ、多くのエンドユーザー様に当社の製品を選んで頂き、その方の暮らしが豊かになったり便利になったりすることを想像するときに大きな喜びを感じますね。

楽しくやらせてもらっています。
私は前職ではいわゆる大手量販店で責任者として部署を率いていましたが、メーカーの立場から自社の製品を売り込む仕事に興味を持ち、LGのドアを叩きました。家電製品には一通り詳しい自負はありましたが、あくまでも「小売」の立場でした。本部商談などは未経験にもかかわらず、LGでは重要顧客のKAMを任されています。時折り、「これ、自分がやってもいいのかな」と思えるような場合でも、「いいよ、やってみなよ」と励ます社風です。プレッシャーでもありますけど(笑)

この会社をえらんだ理由の一つでもありますが、LGは常に革新を通じた最新の技術を製品に盛り込んでいます。そしてそれが決してプロダクト・ファーストではなく、ユーザー・ファースト目線であることです。
メーカーは時に機能自慢に陥ることがありますが、LGの製品はその機能がユーザーの生活シーンにどのような価値が提供できるかを徹底的に追及しており、私の信条にも合致しています。

ある取引先に対する提案として、当社のテレビのエントリーモデルでは、LGテレビを象徴するマジックリモコンが付属していないのですが、私がプレゼントキャンペーンを提案し、採用されましたところ、実際にその取引先では該当モデルの販売が格段に伸びました。「それなら最初から全モデルに付ければ」と言われそうですが、当社のモデルごとの戦略のこともあり、なかなかそうはいかないので…。
勘弁してください。(笑)

やりがいでもお話ししましたけど、自分自身がユーザー目線を持つことです。
私の前職での経歴の影響もあると思いますが、「この製品を使うことにより、ユーザーの生活をどのような変えられるのだろう」を常に意識し、自分なりの答えを持つようにしています。奇しくもそれがLGの経営理念である「顧客のための価値創造」に合致したときは、自分のやり方が間違っていなかったと自信になりました。

私は二人の娘に恵まれ、3人目の息子はまだ産まれたばかりですが、休日は娘たちといっしょにLGの有機ELテレビでお気に入りのyoutubeダンス動画を流し踊りまくっています。
また、夜は静かに一人ハイボールを飲みながら、渋い男の映画を観て雰囲気に浸ったりするときもLife's Goodですね。会社へのゴマすりではなく、本心です。(笑)